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これもまた映画の話
Posted by: 鈴木並木 SUZUKI Namiki (→Profile)
まあなんというか、ブログなんてものは、最低でも週に2度くらい、ささっと更新するのがいいのだろうなあと思うのですが、なんだか気がつくともう1週間たってしまっていて、この1週間はずっと全身がだるいわ背中が痛いわで、仕事に行けば忙しく、映画を見に行けばたいして楽しむこともできずに居眠りしてしまったりという具合。

最近でいちばんの収穫は、おもしろいのが分かっていて再見しに行った、加藤泰の「沓掛時次郎 遊侠一匹」で、これに限らず加藤泰の映画の何本かは、完璧な映画を挙げてみろ、といわれたときに思い出すことはまずないのに、実際見てみると、完璧な映画としかいいようがないという、そういう類の映画。

冒頭、身震いがするほどリアルな血しぶきの描写で度肝を抜いておきながら、中盤の肩車の場面では、悪びれもせず(と言いたくなる)、セット撮影の快楽の極致とでもいいたくなるような演出を見せてくれる。これぞ映画。

渥美清が、映画が始まってからの3分の1を風のように駆け抜けていく。彼の最良の作品のひとつではあるまいか。女郎役の三原葉子とのからみがおかしいのなんの!

DVDが出ていますし、さびれたレンタル屋なんかに行くと、かなりの確率で、ヴィデオも発見できるのではないかと、そんな気もします。ぜひお試しあれ。

−−−

ここ数日、共謀罪のことが気になって仕方ない。こういうことを書く理由は、言うまでもなく、わたしにとってはこういう話題も映画や音楽の話のうちに入るからだ。(映画や音楽も時事問題のうち、なのではないよ。その逆)

一般人がこの法律に賛成する意味が分からない。というか、これによってなにかメリットが得られるひとは、それはもうわたしの認識では“一般人”ではない気もする。

ひとによって、怖がるポイント(=想像力の働く対象)は異なるからなあ、といってしまえばそれでおしまい、なのかも。当然、わたしにとっては、姿の見えない、現行法でも充分に取り締まり可能な国際的テロ組織よりも、共謀罪によって無限に暴走可能になる国家権力のほうがはるかにおそろしいわけだけど。

ほかにわたしは、原発事故の可能性に極度におびえるが、首都圏直下型の大地震とか、遺伝子組み換え食品の弊害とか、オゾン層の破壊による皮膚ガンなんかには想像力が働かず、したがって、あまり怖くない。

本来は、それらすべてをおそれるべきなのだろうけども。
映画
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では,どうすれば共謀罪の適用範囲が限定されるのか〜ヒス●リックな法務省への(重ねマーク付き)提案?!
共謀罪は,限定的なものになったとしても,これまでの刑法の枠組みを大幅に変更するものだけに,基本的には廃案とするべきだと思っています。そのうえで,昨日の「与党再度の修正案の問題点〜メディアにも適用ある…」という記事(ここ←)において,与党修正案を批判し
情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士 : 2006/05/14 8:41 PM
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